主な周辺機器. 系統連系型の太陽光発電システムは、次のような機器で構成されています。
1.接続箱
2.パワーコンディショナ
3.分電盤
4.受変電設備
5.売電用積算電力量計
6.買電用積算電力量計
7.データ収集装置
8.日射計・気温計
9.表示装置
10.蓄電池
※7~10は必要に応じて設置する機器です。
1.接続箱
ブロックごとに接続された太陽電池モジュールからの配線を一つにまとめる為のボックスです。
2.パワーコンディショナ
太陽電池が発電する直流電力を最大限引き出すように制御するとともに、交流電力に変換する装置です。
3.分電盤
電力を建物内の電気負荷に分配するための装置で、パワーコンディショナの出力系と商用電力系統との連携点となるのが、分電盤となります。
4.受変電設備
商用電力系統を受電し、必要に応じて低圧の電力電源、電灯電源に変圧します。 低圧受電のため、本設備はない場合もあります。
5.売電用積算電力量計
電力会社へ売電を行う「逆潮流あり」のシステムにおいて、売電量を想定するための電力量計です。
6.買電用積算電力量計
電力会社から需要電力量を測定するための電力量計です。
7.データ収集装置
発電量などデータを収集・記録するための装置です。 パソコン等でも対応可能
8.日射計・気温計
日射量や気温を計測するための機器です。
9.表示装置
発電電力・発電電力量・日射量などをPR用に表示する装置です。
10.蓄電池
昼間に発電した電力等を蓄える装置で、これによって夜間や系統が停電した災害時に電力を使用することができます。 蓄電池を使用する場合は、充放電の制御ユニットや蓄電池接続用の接続箱も必要になります。